雑貨屋 Cygnes sauvages シーニュ ソバージュの商品

 1.     キャンドル

 自然素材のふぞろいな木の実アロマキャンドル。時間の流れをゆっくりと感じられます。本来のキャンドル機能を備えているので緊急時にも役立ちます。パステルな赤・青・黄・橙・緑・紫・黒・バニラの8色は天然色の顔料を使用しています。手コネ制作のため全て形が異なりますが気泡・色むら含め手作り品を楽しんでいただけるとありがたいです。

 材料は自然素材100%、蜜蝋 Bees Wax と 大豆 Soy Wax のブレンドで化学品は一切含んでいません。これらの素材は環境にやさしく、ススが出にくく空気の浄化が多少あると言われています。やわらかな燃え方で燃焼時間はパラフィン製よりも長く、形が崩れないように皿を敷くことで30分以上楽しめます。本来のキャンドル機能である燃焼を意識した木の実の形であり、無駄のない構造から座金無しとしています。皿無しで立たせたままでも10分程度は燃焼します。このサイズで最長2時間強ほど燃焼したものもあります。火傷・火災には十分ご注意ください。

 アロマは虫よけ効果も多少あるシトロネラと、柑橘系のシトラスの2種を基本にしています。香料無しのものはブレンド素材のみですが、蜜蝋と大豆ブレンドなので、ほのかな甘い香りが楽しめます。個装箱は飾りにもできる窓付きですが、時間とともに色味もアロマも弱くなります。小さいお子様やペットの手が届かないところで使用、保管ください。自然素材で害はないはずですが、口にすると下痢の可能性があります。

 瓶の王冠にキッチン・シートを敷くと良い小皿になります。別売のキャンドルグラスやコースターも同様に使用できます。火を消す際はピンセットなどで芯をロウに浸すとススを出さず消すことができます。残ったロウは燃えるゴミですが、芯を追加して再利用もできます。

2.     日時計 (時計と組み合わせて使うと、おおよその方角が確かめられます)

 ハガキサイズで持ち運びできる水平式日時計です。かげを落とす三角部品(ノーモン)と文字盤は、シンプルな形状で反射しにくい色味を選んでいます。ラミネートが光る場合には外して紙文字盤で読み取れます。太陽光に注意ください。紙とプラスティック(塩ビ)の素材で水性塗装を使用して自然にやさしい作りを意識しています。

 水平なところでご使用ください。慣れるための使い方は、時計を見て、かげを時間に合わせます。三角部品(ノーモン)がおおよそ北に向きますので、かげを合わせた後は、太陽の移動にかげが時計の時間と同じように動きます。固定しないので、日向があればどこでも日々の方角・おおよその北を確かめられます。

 東日本版は、店舗からも近い日本経緯度原点の港区麻布台を基本としています。西日本版は日本標準時刻となる兵庫県明石です。この二か所は経度が5度異なり、日時計では20分の差が出るため仕様を分けています。同様に本州15分誤差を目安に5タイプに分類しています。手づくりのためノルモンの角度や、文字盤はりつけ精度も15分誤差レベルを許容いただけますと幸いです。

 日時計本来の使い方で、北極星のある真北に合わせると誤差の面では均時差(アナレンマ)で2月や11月は最大で15分のズレを補正して読み取る必要があります。また真北は磁石が示す北から7度ほどずれています。詳細は奥深いので観測テストしながらの学びが必要ではあります。

3.     タロット・カード

 22枚の大アルカナによる人生ストーリー。正位置の意味合いをキーワードで分かりやすく、やさしいイラストでカードに表現しました。イタリア・フランスでの流行を考慮しながら、認知度と普及度が高いUKのウエイト&スミス版を現代的な解釈で参考にしました。カード番号・カードの意味合い・イラストの表現はウエイト&スミス版を踏襲しています。

 壮大な時間を経て語り継がれている不思議なタロットの世界。初歩的に使いこなせるよう簡易的にまとめてあります。逆位置と小アルカナは次のステップとして割愛しています。まずは一枚引きでカードの意味合いを、そして3枚引きで過去・現在・未来を左から読取って考えてみてはいかがでしょう。科学では解決しきれないものがある世の中です。第六感や虫の知らせの裏付けになるかもしれません。

 1番のカードなどにも描かれている四大要素 WAND, CUP, PENTACLE, SWORDは、火・水・風・地面です。これらは、小アルカナで、火=WAND=つえ、水=CUP=いれもの、風=PENTACLE=コイン、地面=SWORD=剣になります。雰囲気を味わえるように古銭(コイン)とワンド(つえ)とキャンドルグラス(いれもの)を商品でも用意しました。簡易セットもありますので次へのステップ踏まえお楽しみください。

 ワンド(つえ)は東京育ち在住の職人にお願いして手作りで制作しています。第一弾は材料がある分だけですが、重厚な色味である高級素材そのものを生かして黒檀を使用します。サステナビリティ観点で無駄のない材料活用をしていきます。

4.     コースター

 ひのきの香りを楽しめるリバーシブルコースターです。水はけは良くないですが、使用後に拭いて乾かすと長持ちします。雑貨屋の商品と組み合わせて機能が生かせるようサイズや形状を決めました。東京都港区育ち在住の大工さん手作りです。サステナビリティ観点で無駄のない材料活用をしていきます。

 裏のイラストは日時計の絵柄を使用しています。地球儀や丸いものを真ん中に載せて23.4度に傾けると地球と太陽を考察できます。多少なりとも春夏秋冬などの理解を手助けするかもしれません。23.4度は90度の半分45度をさらに半分にしたくらいの傾きです。

 アヒルのおもちゃ、通称、乾かしアヒルは、コースターを乾かすときに活躍します。店名のCygnes sauvages にちなんだマスコットで、おとぎ話にちなんで白鳥ではなくアヒルを選んでいます。

 木の実キャンドルを燃焼するときにキッチンシートやアルミホイルを敷いて受け皿として使用できます。キッチンシートやコースター自体は燃えますのでアルミホイルを全周包むように準備できると安心です。火傷・火災には十分ご注意ください。

 一部のぬいぐるみには飾り台座になります。


5.     ぬいぐるみ

 見て触って安心できる動物などの癒しぬいぐるみです。地球目線で長い時間や大自然に想いを馳せたりしてはいかがでしょう。手のひらサイズで持ち運びにちょうど良いので、お出かけの際、ぬい撮りを楽しめます。

ふぞろいな木の実キャンドルは 手コネ自然素材

 木の実は形や色が個々に異なっています。整った均一のものでなく、ひとつひとつが個性を持っていることに習い、手コネ制作でキャンドルを用意しました。店舗のコンセプトも踏まえ、自然にこだわり化学原料を含まない蜜蝋とソイを素材に選んでいます。また作業場の東京都港区白金台は閑静な住宅街で自然教育園やドングリ公園があります。木の実キャンドルにも、ドングリのような帽子いつか欲しいものです。

たくさんの大きな日時計

 一年を通じて真東から日が昇るのは春分の日と秋分の日で、昼と夜の時間がほぼ同じになります。

 ほぼ、というのは観測ルール上、太陽の中心通しの観測でないため、日の出瞬間の太陽端と、日の入り完了タイミングの観測位置の太陽直径差の理由などが原因です。

 日時計を東西南北に設置する。これだけでも精度の高い奥深い天文知識の積み重ねの集大成。左の人影から日時計の大きさ想像いただけるかと思います。

冬の平面式日時計から

 2018年2月25日 11:13に撮った写真。

 当時、時計時刻に対し影の位置がズレていると感じました。均時差・アナレンマの年間誤差、地球の傾き23.4度と楕円軌道の影響を知りませんでした。

 
 15分ほど読取り補正すると、日時計が正しい時刻になります。日時計は難しい。

 南中時刻に太陽は真南で12時になるはずですが、国の標準時刻地域に対して、経度により時計の時刻との差がでます。大阪と東京で20分。

 

お店の名前 Cygnes sauvages シーニュ ソバージュ

 英語だと Wild swan で日本語だと野生の白鳥になります。Les cygnes sauvages がフランス語的には、りっぱな表現と、友人がフランス人の方へ確認してくれました。レとかザといった欧米の冠詞は日本語になじみないが薄いものです。誤記ない範囲で日本風な言いやすさで Cygnes sauvages にしました。
 白鳥から、みにくいアヒルの子を連想しアヒルのマスコットを用意しています。